「香雲紗」とは、1940年代から50年代にかけて、中国の南部で流行していた夏服の生地で、天然の蚕シルクを使い、手作業で作られる、中国の絹織物の中でもっとも高級な織物です。簡単に洗える上、乾きやすいという特徴を持ち、暑い夏の日に香雲紗の服を着ると、汗をかいても肌にまとわりつかず、涼しくさらっとしています。洗う時にどんなに揉んでも皴が出来ないことから、夏に着るには最高の布地といわれています。香雲紗は光沢のある皮革のような風合いの、特殊な絹地です。香雲紗は天然の桑で育てた繭の絹糸を使って織り上げたシルク生地をソメモノイモの薯莨を染料に使い30回の染めと、5日から一週間の干しの作業を繰り返し茶褐色まで染め上げます。
素材：蚕シルク100%
裏地：なし
伸縮：ない
下記の記載サイズは既製品サイズです。